丸三証券の売買予想

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買い予想

NISA層(100万X5規模)得意+堅実経営+株主優待永続性

予想株価
1,626円
現在株価との差+616 (+60.99%) 
登録時株価
762.0円
獲得ポイント
+92.17pt.
収益率
+32.54%
期間 長期(数ヶ月~数年)
理由 業績(会社計画の修正発表を含む)
チェックポイント①
【丸三證券の堅実さ(耐久力)について考へる】
日経平均3万8915円以降の上場證券会社の赤字(純損失)+無配本決算回数
※1989年~2013年までの全期間継続上場している證券会社11社が対象。順位については総合的に勘案した。

第①位8604野村HD  赤字決算 4期+無配 0期
第②位8613丸三證券  赤字決算 8期+無配 1期(優待有で実質0回)
第③位8601大和證券G 赤字決算11期+無配 0期
第④位8624一吉證券  赤字決算12期+無配 0期
第⑤位8616東京東海H 赤字決算 7期+無配 5期
第⑥位8609岡三證券G 赤字決算 9期+無配 5期
第⑦位8617光世證券  赤字決算 9期+無配 6期
第⑧位8622水戸證券  赤字決算13期+無配 7期
第⑨位8614東洋證券  赤字決算12期+無配 9期
第⑩位8625髙木證券  赤字決算13期+無配10期
第⑪位8707岩井コスモ 赤字決算14期+無配13期(注、大半はコスモ分)

・・・1989年以前(右肩上がりの時代=証券会社が株価を動かしていた時代)の分については比較の対象にならないので除外した。強いて言えば、野村證券の場合で云ふと、純損失を出した昭和29年と太陽黒点の状況が良くないとして投資家マインドが冷え込んだ證券不況の昭和39~40年に無配転落というくらいに軽微。ほかのところでもごく一部オイルショック時と昭和57年に赤が出ている程度。以下省略である。證券株の真価は相場逆行時の耐久性である。丸三證券は十分に及第点であるといえる。相場がこの先崩れるやうなことがあつても安心である。

チェックポイント②
【丸三證券の株主優待継続性について考へる】
 
 丸三證券の株主優待制度の推移は以下の通りバウ。

・昭和62年株主優待制度創設発表
1000株以上保有の7月末時の株主 新米3Kg進呈

・1997年株主優待制度拡充
1000株以上保有の3月末時の株主 新米(新潟魚沼産コシヒカリ)5Kg進呈

・2003年株主優待制度原点回帰
1000株以上保有の3月末時の株主 新潟魚沼産コシヒカリ3Kg進呈

・2007年株主優待制度追加(最低単元株数100株変更に伴う追加)
100株以上保有の3月末時の株主 新潟魚沼産コシヒカリ2Kg進呈

・2010年株主優待制度一部変更(2009年11月16発表)
100株以上保有の3月末時の株主 山本山海苔詰合せ1000円相当進呈

現在
100株以上保有の3月末時の株主 山本山海苔詰合せ1000円相当進呈
1000株以上保有の3月末時の株主 新潟魚沼産コシヒカリ3Kg進呈


・・・以上のことから何が分かるのか?
① 丸三證券は四半世紀以上株主優待制度を欠かさず継続している

② 丸三證券は金融セクターで株主優待を旧山種證券に次いで2番目に早く導入

③ 丸三證券は金融セクターで株主優待継続年数がトップ。(旧山種證券が上場廃止)

④ 丸三證券は旧山種證券(昭和60年導入発表)、旧日本マタイ(昭和61年導入発表)に次いで3番目に早く、優待ではコストが断トツにかかるお米を株主優待に導入

⑤ 丸三證券は経費がかかるお米の株主優待継続年数でトップ(旧山種證券は1993年に早々とお米券に変更。旧日本マタイは上場廃止まで継続)

⑥ 丸三證券は株主優待制度を導入当初に比べて拡充している(縮小改悪せず)

⑦ コストのかかるお米の現物優待はこれまで多数の上場会社で導入されては消へるのが通例となっている傾向が有るため、丸三證券の優待継続信用性は断トツ。

⑧ お米の現物価格は昨今、値上がり傾向にあるため、実質増配に等しいから有益

⑨ 家族で1000株と100株(合計1100株)に分けて飼うと、優待が到着する度に髙級のりで巻いた最髙級おにぎりを食せる趣向となっている。関西の方は俵型、関東の方は丸型または三角に握って最髙の贅沢を味わう事が可能。


*【まとめ】*
 来年から(特にNISA終了後)は、証券税制が変わるため、配当への魅力がどうしても下がる。従って魅力が下がらない実質的な配当に等しい≪株主優待≫のある銘柄が好ましい。

 しかし、株主優待のある銘柄だとどうしても優待利回りの高い銘柄に目がいきがちとなるが、そういう銘柄は、調べてみてすぐ分かるが優待実施年数が浅い。

 せいぜい概ね10年近くくらいは優待実績がないと、景気後退期に優待廃止縮小による暴落の憂き目にあうバウなぁ。特に優待新設合戰で頑張っていた2007年あたりの優待高利回りランキングの上位銘柄の現状を見れば歴然・愕然・呆然となる。やはり優待利回りが少なくとも、ここのような優待廃止リスクがほとんどない銘柄を探して選べばこつこつとではあるが手堅い収益を得られる。
 
 他方、来年からは、個人のマス層とよばれる方々を得意としている中堅証券は
日本版ISAがはじまるので当面(5年間)有望である。

 もちろん丸三証券にも恩恵があるものと思はれるので、店舗数が前回の日経平均1万8千円台を記録した時点と同じである以上、もしかすると4桁中盤に株価が戻る場面もあるかも知れないバウな。

ばう、ばう~~~。
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