野村、大和証Ｇはじめ証券株が物色人気、株式市場のリスク選好ムード映し業種別値上がり率トップ◇

　野村ホールディングス<8604.T>、大和証券グループ本社<8601.T>などをはじめ証券株が軒並み物色人気を集め、業種別値上がり率でトップに買われている。

　世界的な株高を背景に東京市場でも上値指向が強まり、９日前場に日経平均株価は１９９２年１月以来２５年１０カ月ぶりとなる２万３０００円台乗せを果たした。世界的な株高のなかで東京市場も上昇ピッチが加速、海外投資家の買い攻勢に続き、国内機関投資家にも「持たざるリスク」が強く意識される状況となってきた。売買代金も活況で、こうしたなかで証券セクターは、手数料収入の拡大や投信など運用成績の向上に期待した買いが優勢となっている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）