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*12:02JST Jトラスト Research Memo(2):2025年12月期第3Qは堅調な日本金融事業と韓国金融事業の改善で営業増益
■Jトラスト<8508>の業績動向
1. 2025年12月期第3四半期の業績概要
2025年12月期第3四半期累計の連結業績は、営業収益92,041百万円(前年同期比4.9%減)、営業利益6,385百万円(同28.3%増)、税引前利益5,987百万円(同2.0%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益2,613百万円(同35.5%減)となった。営業収益は、韓国金融事業及び東南アジア金融事業において為替の影響により円換算後の貸出金利息収入が減少したこと、不動産事業で販売用不動産における販売収益が後ずれしたことなどにより減収となった。一方、営業利益は、主に韓国金融事業の改善が進んだことにより増益となった。親会社の所有者に帰属する四半期利益は、為替差損の計上等により減益となった。この結果、営業収益及び各段階利益ともに計画を下回った。しかし、営業利益は、第3四半期段階で2024年12月期通期の実績を超過した。事業セグメント別営業利益では、日本金融事業は順調に継続成長し、韓国金融事業は前倒しで変革が進み、両セグメントは計画を上回って連結業績をけん引した。一方、東南アジア金融事業は貸倒関連費用が増加して減速し、不動産事業・投資事業とともに計画を下回った。セグメントごとに強弱はあるものの、好調な日本金融事業・韓国金融事業が、他事業のマイナス分を補うことで、通期計画の達成を目指す。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
<HN>
1. 2025年12月期第3四半期の業績概要
2025年12月期第3四半期累計の連結業績は、営業収益92,041百万円(前年同期比4.9%減)、営業利益6,385百万円(同28.3%増)、税引前利益5,987百万円(同2.0%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益2,613百万円(同35.5%減)となった。営業収益は、韓国金融事業及び東南アジア金融事業において為替の影響により円換算後の貸出金利息収入が減少したこと、不動産事業で販売用不動産における販売収益が後ずれしたことなどにより減収となった。一方、営業利益は、主に韓国金融事業の改善が進んだことにより増益となった。親会社の所有者に帰属する四半期利益は、為替差損の計上等により減益となった。この結果、営業収益及び各段階利益ともに計画を下回った。しかし、営業利益は、第3四半期段階で2024年12月期通期の実績を超過した。事業セグメント別営業利益では、日本金融事業は順調に継続成長し、韓国金融事業は前倒しで変革が進み、両セグメントは計画を上回って連結業績をけん引した。一方、東南アジア金融事業は貸倒関連費用が増加して減速し、不動産事業・投資事業とともに計画を下回った。セグメントごとに強弱はあるものの、好調な日本金融事業・韓国金融事業が、他事業のマイナス分を補うことで、通期計画の達成を目指す。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
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