アジアを中心とした資金需要に空前絶後ともいえる政府主導の低金利円をスワップして貸し付けているわけで、アジアの中長期の経済成長は、はっきり日本を凌駕することは、まちがいない。
この前提条件のもと、国内の労務人員を削減、ＩＴ整備も一様の完成を得た今、いわゆる一般事業体の損益分岐点といえるものは極端にさがってきてくるといえる。
ここにきて景気回復が本格化すればＶ字回復は難くない。
前年の純利益は２兆円規模の累損を抱えた不良東芝への貸倒引当金をあててもなお、純益を勝ち得ているわけで、この事業の低リスク性は他の事業体をはるかに凌駕するものである。
さらに単位株式簿価は１を割っているわけで、この水準で下がるとするならば、当然、買い以外ありえない。