ゼビオＨＤ、前期経常を31％下方修正

　ゼビオホールディングス <8281> [東証Ｐ] が5月8日大引け後(16:30)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の77.9億円→54億円(前の期は92.4億円)に30.6％下方修正し、減益率が15.7％減→41.5％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の41.2億円→17.3億円(前年同期は42.3億円)に57.9％減額し、減益率が2.6％減→59.0％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当第４四半期連結累計期間の売上高は、円安の進行に伴う仕入価格の上昇や、不安定な国際情勢に起因するエネルギーコストの高騰に伴う物価上昇等による個人消費の足踏みに加え、暖冬によるウィンタースポーツ商品や防寒衣料関連の売上減少もあり、低調に推移しました。また、新規出店や既存店の改装の設備投資やシステム開発費用等の単価コスト上昇による販売管理費についても増加が見込まれることにより、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益ともに前回発表予想を下回る見込みであることから、2024年３月期の通期連結業績予想を修正いたします。