井筒屋、上期経常は黒字浮上で上振れ着地・通期計画を超過

　井筒屋 <8260> が10月14日大引け後(15:00)に決算を発表。22年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常損益は3億4200万円の黒字(前年同期は4億5700万円の赤字)に浮上し、従来予想の500万円の黒字を上回って着地。
　通期計画の3億円に対する進捗率が114.0％とすでに上回り、さらに5年平均の30.1％も超えた。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常損益は4200万円の赤字(前年同期は2億9200万円の黒字)に転落する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である6-8月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比51.2％減の1億6800万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の2.4％→2.0％に悪化した。

株探ニュース