マルイチ、今期経常は3％減益、前期配当を1円増額・今期も17円継続へ

　マルイチ産商 <8228> [名証２] が5月11日大引け後(16:40)に決算を発表。21年3月期の連結経常利益は前の期比9.0％増の25.9億円に伸びたが、22年3月期は前期比3.5％減の25億円に減る見通しとなった。

　同時に、前期の年間配当を16円→17円(前の期は17円)に増額し、今期も17円を継続する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常損益は0.5億円の赤字(前年同期は1.2億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の0.0％→-0.3％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社は株主の皆様への利益還元を重要課題と認識し、利益配分につきましては、安定した配当を行い、 また、企業体質強化のための内部留保を確保することを基本方針としております。この方針に基づき、2021年３月期の期末配当につきましては、業績等を勘案し、直近の配当予想から１株当たり１円増配の14円とすることといたしました。この結果、2021年３月期の年間配当金につきましては、既に実施しております中間配当３円とあわせまして、１株当たり17円となる予定です。