マルエツは反発、三菱ＵＦＪＭＳ証が投資判断を「ニュートラル」に引き上げ

　マルエツ<8178.T>は反発。一時、前日比１２円高の３６１円まで買われている。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券が１４日付のリポートで、投資判断を「アンダーパフォーム」から「ニュートラル」へ、目標株価を３００円から３５０円へとそれぞれ引き上げたことが好感されている。
　リポートでは「１４年２月期実績で、不採算店舗８店舗を閉鎖。大幅な人件費圧縮（前期比１２億円減）が進み、労働分配率改善の兆候がみえはじめた。１５年２月期に、消費増税後の既存店販売が、４月第２週に前年を上回ったもようで、早期のトップライン回復が期待できる。従来の想定より中国事業の赤字が圧縮され、単体の増益と国内子会社の黒字で吸収可能と判断した」としている。

マルエツの株価は１０時４５分現在３５６円（△７円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）