千趣会、今期最終を赤字拡大に下方修正

　千趣会 <8165> [東証Ｓ] が11月14日大引け後(15:30)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終損益は46.6億円の赤字(前年同期は86.7億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の42億円の赤字→56億円の赤字(前期は109億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終損益も従来予想の9.3億円の赤字→23.3億円の赤字(前年同期は73.2億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終損益は14億円の赤字(前年同期は50.1億円の赤字)に赤字幅が縮小したが、売上営業損益率は前年同期の-17.9％→-19.6％に悪化した。

株探ニュース