シナネンＨＤ、今期経常を96％下方修正

　シナネンホールディングス <8132> [東証Ｐ] が1月31日大引け後(17:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は2.3億円の赤字(前年同期は10.8億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の28億円→1億円(前期は32.7億円)に96.4％下方修正し、減益率が14.4％減→96.9％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の32.2億円→5.2億円(前年同期は29.4億円)に83.7％減額し、一転して82.2％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比74.5％減の1.9億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の0.8％→0.4％に悪化した。

株探ニュース