キング、前期経常を一転28％減益に下方修正、配当も6円減額

　キング <8118> が4月24日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の15.2億円→10.6億円(前の期は14.8億円)に30.3％下方修正し、一転して28.5％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8.5億円→3.9億円(前年同期は7.5億円)に53.9％減額し、一転して47.9％減益計算になる。

　業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の20円→14円(前の期は20円)に大幅減額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2020年3月期通期の業績につきましては、昨年10月の消費増税後の個人消費の減退に加え、新型コロナウイルスの感染拡大防止策による外出自粛要請等の影響により売上高が減少し、当期の業績は当初の予想数値を下回る見込みです。

　　前述のとおり、通期の業績予想が前回予想を下回る見込みとなりましたので、当社の配当政策（業績に見合った配当性向につき、親会社株主に帰属する当期純利益の概ね40％を一つの指標とする）に基づき、期末配当予想を1株当たり20円から6円減配し、1株当たり14円に修正いたします。※上記の予想は、本資料発表日現在で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。