極東貿易が一時１５％安と急落、公募増資などによる希薄化を懸念

　極東貿易＜8093.T＞が急落。株価は一時、前週末に比べ４８円（１５．７％）安の２５７円まで売られている。２８日の取引終了後、公募増資と自己株処分を発表しており、１株当たり利益の希薄化や需給悪化を懸念する売りが膨らんでいる。公募増資３８６万株と１００万株の自己株処分、上限７２万株のオー バーアロットメントによる売り出しを実施する。調達資金は約１４億４５００万円で、エトー株式会社の株式取得の際の金融機関からの借入金の返済などに充てる。発行済み株式数は最大で約１６％増加する見込み。発行・処分価格は９月７日から１０日のいずれかの日に決定する。

極東貿易の株価は９時３７分現在２６０円（▼４５円）





出所：株経通信（株式会社みんかぶ）