カノークス、上期経常を80％上方修正

　カノークス <8076> [名証２] が10月26日午前(11:00)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の0.8億円→1.4億円(前年同期は8.4億円)に80.0％上方修正し、減益率が90.5％減→82.9％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の7.7億円(前期は16.4億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　２０２１年３月期第２四半期（累計）の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大によって厳しい経営環境が継続しておりますが、当社グループ売上全体の６０％を占める主力の自動車業界に於いて第１四半期には大幅な生産調整に至っておりましたが７月以降想定を上回るレベルで生産が回復されたことにより売上高は前回予想とほぼ同額となる見込みです。一方、利益面では経費圧縮の効果や雇用調整助成金等の収入があったことにより経常利益、四半期純利益とも前回予想を大きく上回る見通しとなりました。　なお、２０２１年３月期通期業績予想につきましては現在精査中であり、業績予想の修正が必要な場合には速やかに公表する予定です。