決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … マクアケ、ニューフレア、カイノス (1月24日～30日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から31日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　カイノス <4556>
　20年3月期の連結経常利益を従来予想の5.5億円→6.5億円(前期は5.9億円)に18.2％上方修正し、一転して9.1％増益を見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.2　ブロメディア <4347>
　20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比8.0倍の4億8100万円に急拡大し、通期計画の5億1000万円に対する進捗率は94.3％に達し、さらに前年同期の29.6％も上回った。

★No.3　ショクブン <9969>
　20年3月期の連結経常損益を従来予想の7500万円の黒字→1億4400万円の黒字(前期は8800万円の赤字)に92.0％上方修正した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4556> カイノス 　　　ＪＱ 　 +45.33 　　1/24　　　3Q　　　 -2.94
<4347> ブロメディア 　ＪＱ 　 +19.78 　　1/30　　　3Q　　　701.67
<9969> ショクブン 　　東２ 　 +16.51 　　1/30　　　3Q　　　　黒転
<1381> アクシーズ 　　ＪＱ 　 +15.49 　　1/28　　上期　　　 -2.00
<4308> Ｊストリーム 　東Ｍ 　 +13.02 　　1/30　　　3Q　　　 96.51

<4479> マクアケ 　　　東Ｍ　　 +9.13 　　1/28　　　1Q　　　　　－
<3077> ホリイフード 　ＪＱ　　 +8.08 　　1/29　　　3Q　　　-34.91
<6297> 鉱研工業 　　　ＪＱ　　 +6.44 　　1/29　　　3Q　　　757.69
<4832> ＪＦＥシステ 　東２　　 +5.73 　　1/28　　　3Q　　　 31.04
<6946> 日本アビオ 　　東２　　 +5.10 　　1/29　　　3Q　　　　赤縮

<4113> 田岡化 　　　　東２　　 +4.62 　　1/30　　　3Q　　　-18.49
<8699> 沢田ＨＤ 　　　ＪＱ　　 +3.79 　　1/30　　　3Q　　　 10.59
<9436> 沖縄セルラー 　ＪＱ　　 +3.18 　　1/29　　　3Q　　　　7.70
<9733> ナガセ 　　　　ＪＱ　　 +1.94 　　1/29　　　3Q　　　146.67
<1775> Ｅ＆Ｃ 　　　　東２　　 +1.92 　　1/30　　　3Q　　　 25.09

<4705> クリップ 　　　ＪＱ　　 +1.73 　　1/30　　　3Q　　　　8.45
<8044> 大都魚 　　　　東２　　 +1.22 　　1/30　　　3Q　　　-59.58
<6271> ニッセイ 　　　東２　　 +0.95 　　1/29　　　3Q　　　-94.61
<8700> 丸八証券 　　　ＪＱ　　 +0.71 　　1/29　　　3Q　　　-30.19
<9708> 帝ホテル 　　　東２　　 +0.41 　　1/29　　　3Q　　　 -5.08

<2208> ブルボン 　　　東２　　 +0.38 　　1/24　　　3Q　　　-53.59
<4957> ヤスハラケミ 　東２　　 +0.15 　　1/29　　　3Q　　　-94.02
<5994> ファインシン 　東２　　 +0.15 　　1/30　　　3Q　　　-38.67
<7559> ＧＦＣ 　　　　ＪＱ　　 +0.14 　　1/30　　　3Q　　　 -6.64
<3426> アトムリビン 　ＪＱ　　 +0.14 　　1/30　　上期　　　 15.78

<6256> ニューフレア 　ＪＱ　　 +0.08 　　1/30　　　3Q　　　-33.01

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした31日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース