グロブライド、前期経常を7％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額

　グローブライド <7990> [東証Ｐ] が5月2日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の121億円→129億円(前の期は71.4億円)に6.6％上方修正し、増益率が69.3％増→80.5％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の34.1億円→42.1億円(前年同期は32億円)に23.4％増額し、増益率が6.7％増→31.7％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の65円→70円(前の期は1→2の株式分割前で70円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期の業績につきましては、当初新型コロナウイルスの新たな変異株の感染拡大による生産への影響や物流の混乱等を勘案し公表しましたが、生産計画の見直しにより影響を最小限にとどめたことにより、売上、利益が業績予想を上回る見込となりました。注）上記業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。

　　当社は、安定した配当の継続を基本に、将来の業績見通し等を勘案して利益配分を行うこととしており、内部留保金につきましては将来の事業拡大を図るための設備投資、投融資、研究開発等に有効活用することを基本としております。　上記の基本方針に加え、本日開示致しました業績予想で親会社株主に帰属する当期純利益が予想を上回る見通しとなりましたので、2022年３月期の期末配当予想を30円とすることと致します。注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。