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グローブライド Research Memo(1):2019年3月期第2四半期は、売上高45,574百万円

配信元:フィスコ
投稿:2018/12/20 15:41
■要約

グローブライド<7990>は、釣具(グローバルブランド名「DAIWA」)で1976年に売上高世界No.1に躍進。以来、数々のイノベーションを積み重ね、独自のテクノロジーを基盤とした革新的な製品と新たなフィッシングライフの提案などで常に業界をけん引し、フィッシングの世界では知らない人はいないと言っても過言ではないほどの存在だ。そのほか、ゴルフ、テニス、サイクルスポーツ用品なども手掛け、グローバルに展開している。

国内、海外における販売比率は国内がおよそ7割、残り3割が海外になっている。米州、欧州のほか、アジア・オセアニアで着実に足場を固めてきた。最近では、アジア向けの売上の伸びが著しい。なお、製品は一部の高級品を除いて、ほぼ中国、ベトナム、タイなど海外で生産している。主力はフィッシングで売上高の約87.4%を構成、そのほか、ゴルフが5.0%、ラケットスポーツが6.7%、サイクルスポーツなどその他が0.9%(2019年3月期第2四半期累計)となっている。

2009年10月1日に旧社名ダイワ精工株式会社から現社名に変更。釣具に関しては引き続き「DAIWA」ブランドを継承し、着実に成長を遂げている。趣味の領域の製品カテゴリーであるため、収益は景気動向に左右されやすい。ただ、ブランド力は強力であり、今後は釣具以外の分野をいかに伸ばすかもポイントになりそうだ。今後も市場創造型の革新的な新製品の開発を通して世界市場の活性化に努めていく。

2018年11月7日に発表した2019年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高が45,574百万円(前年同期比1.4%増)、営業利益が2,703百万円(同7.8%減)、経常利益が2,575百万円(同13.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,584百万円(同26.5%増)となった。減益の背景には、日本列島に大きな災害が相次いだことがあるという。そのため、2019年3月期通期の見通しについて、売上高を90,000百万円から88,000百万円(前期比2.6%増)、営業利益を4,000百万円から3,450百万円(同8.5%減)に下方修正した。

同社は2021年3月期を最終年度とする中期経営計画を進行中。最終年度である2021年3月期は、売上高100,000百万円、営業利益5,000百万円を掲げ、年間配当は年間70円を目指している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水野文也)

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配信元: フィスコ
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