• 通期経常利益計画を7.8％下方修正
• 3Q累計売上高は1％の微増ながらも2期連続の増収
• 3Q累計最終利益は10％増と連続で過去最高を更新！

※売上高・経常利益・最終利益の総合的な評価をお天気で表現しています。「晴れ」に近づくほど高評価となります。
「晴れ」、「曇り時々晴れ」、「曇り」、「雨」、「雷」。

　コクヨ <7984> [東証Ｐ] が10月28日大引け後(16:00)に決算を発表。24年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比11.4％減の191億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の255億円→235億円(前期は259億円)に7.8％下方修正し、減益率が1.9％減→9.6％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の75.2億円→55.2億円(前年同期は87.2億円)に26.6％減額し、減益率が13.7％減→36.7％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比72.2％減の12.2億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.2％→2.5％に悪化した。