イトーキ、前期最終を一転赤字に下方修正

　イトーキ <7972> が2月13日大引け後(17:00)に業績修正を発表。19年12月期の連結最終損益を従来予想の17億円の黒字→5.5億円の赤字(前の期は17.2億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終損益も従来予想の7.3億円の黒字→15.1億円の赤字(前年同期は100万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当連結会計年度において、当社グループは働き方改革等により変化するオフィス需要に対応した積極的な営業を展開しましたが、競合他社との競争激化の影響もあり、売上高については当初予想を下回る見込みとなりました。また営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益については、商品構成の変化による製造原価の増加、および年度後半に見込まれていた中国事業と新規事業の収益好転の遅れの影響があり、当初予想を下回る見込みとなりました。　上記により、2019年12月期　通期連結業績予想数値を修正いたします。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。