東リ、今期経常を7％上方修正、配当も4円増額

　東リ <7971> [東証Ｓ] が2月2日後場(14:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.0倍の30.4億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の40.5億円→43.5億円(前期は36.4億円)に7.4％上方修正し、増益率が11.3％増→19.5％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の26億円→29億円(前年同期は36.2億円)に11.5％増額し、減益率が28.2％減→19.9％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の11円→15円(前期は10円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比7.9％増の15.9億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の6.0％→5.8％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース