エボラ関連株に高値警戒感、エアーテックや興研は朝高後、急反落

　エボラ関連株には高値警戒感が台頭。日本エアーテック<6291.Ｔ>は朝方、前日に続きストップ高まで買い進まれた後、利益確定売り押され反落している。アゼアス<3161.Ｔ>も４日続伸で一時、前日比２８５円（２７.３％）高の１３３０円まで買われた後、上値を抑えられる展開。両社ともに、エボラ関連の中核銘柄として人気化し、今月に入り株価は倍に跳ね上がっていることから、上値には利益確定の売りが出ているようだ。
　前日、ストップ高と急騰した日本アビオニクス<6946.T>や興研<7963.T>などのマスク関連株もこの日は朝高後、急反落。エボラ出血熱への世界的な感染拡大懸念は強く、「息の長いテーマとなる」（市場関係者）との見方は多いが、目先は急騰後で強弱感も対立し値の荒い局面となりつつある。

エアーテックの株価は１０時２０分現在９０２円（▼７８円）
アゼアスの株価は１０時２０分現在１０９０円（△４５円）
日アビオの株価は１０時２０分現在３０８円（▼６５円）
興研の株価は１０時２０分現在１９１８円（▼２７９円）




出所：株経通信（株式会社みんかぶ）