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<注目銘柄>=ローランド、中期成長力を織り込む展開へ
ローランド<7944.T>はPER12倍台と割安感が強く、中長期スタンスで見直し余地が大きい。
同社は電子ピアノ、電子ドラムなど電子楽器の世界的大手。5月に発表した第1四半期(1~3月)連結決算は、営業利益が20億1800万円(前年同期比21.4%減)と減益に終わった。前期に買収した米ドラム・ワークショップ(DW)社を連結化したことで売上高は228億6100万円(同9.0%増)と増収となったが、ディーラー在庫の調整により販売数量が減少したことが響いた。
しかし、ディーラー在庫の調整影響は第1四半期がピークとみられ、下期には落ち着きを取り戻す見通し。コロナ禍を経て、新しいライフスタイルの定着により余暇時間が増加し、楽器を楽しむ人が増えていることもプラスに働く。エネルギーコストの著しい上昇傾向の強まった欧州市況の復調も期待でき、23年12月期通期業績予想の営業利益124億円(前期比15.3%増)見通しは達成確度が高いだろう。
また、今年2月に中期経営計画を策定し、最終年度である25年12月期に営業利益179億円を目指す。DW社買収効果が加わったことで、成長力を強めている。株価は中期的な成長を織り込む動きへと向かいそうだ。(仁)
出所:MINKABU PRESS
同社は電子ピアノ、電子ドラムなど電子楽器の世界的大手。5月に発表した第1四半期(1~3月)連結決算は、営業利益が20億1800万円(前年同期比21.4%減)と減益に終わった。前期に買収した米ドラム・ワークショップ(DW)社を連結化したことで売上高は228億6100万円(同9.0%増)と増収となったが、ディーラー在庫の調整により販売数量が減少したことが響いた。
しかし、ディーラー在庫の調整影響は第1四半期がピークとみられ、下期には落ち着きを取り戻す見通し。コロナ禍を経て、新しいライフスタイルの定着により余暇時間が増加し、楽器を楽しむ人が増えていることもプラスに働く。エネルギーコストの著しい上昇傾向の強まった欧州市況の復調も期待でき、23年12月期通期業績予想の営業利益124億円(前期比15.3%増)見通しは達成確度が高いだろう。
また、今年2月に中期経営計画を策定し、最終年度である25年12月期に営業利益179億円を目指す。DW社買収効果が加わったことで、成長力を強めている。株価は中期的な成長を織り込む動きへと向かいそうだ。(仁)
出所:MINKABU PRESS
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