セブン工業、今期経常を2倍上方修正、配当も3円増額

　セブン工業 <7896> [東証２] が1月31日大引け後(15:10)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.1倍の3億9500万円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の2億2000万円→4億5000万円(前期は2億1900万円)に2.0倍上方修正し、増益率が0.5％増→2.1倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の7200万円→3億0200万円(前年同期は1億6400万円)に4.2倍増額し、一転して84.1％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の14円→17円に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常利益は前年同期比85.7％増の2億4700万円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.6％→5.1％に改善した。

株探ニュース