三光合成、6-2月期(3Q累計)経常は6.4倍増益・通期計画を超過、今期配当を3円増額修正

　三光合成 <7888> が4月7日大引け後(15:30)に決算を発表。21年5月期第3四半期累計(20年6月-21年2月)の連結経常利益は前年同期比6.4倍の15.7億円に急拡大し、通期計画の15億円に対する進捗率が105.1％とすでに上回り、さらに5年平均の74.9％も超えた。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した3-5月期(4Q)の連結経常損益は0.7億円の赤字(前年同期は0.4億円の赤字)に赤字幅が拡大する計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の8円→11円(前期は9円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である12-2月期(3Q)の連結経常損益は3.3億円の黒字(前年同期は1億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-0.0％→3.3％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社は、将来の事業展開、経営体質の強化及び配当性向等を総合的に勘案し、安定的・継続的な配当による利益還元を基本方針としております。上記の基本方針及び2021年５月期第３四半期の業績・財政状態等を総合的に勘案し、期末配当金につきましては１株につき金７円と増額修正いたしました。これにより、中間配当４円と合わせた年間配当金は11円となります。