エイベックスが急反落、第３四半期６０．９％営業減益を嫌気

　エイベックス・グループ・ホールディングス＜7860.T＞が急反落。同社は５日の取引終了後、今１５年３月期第３四半期累計（１４年４～１２月）の連結決算を発表。売上高１２０３億１５００万円（前年同期比１．２％増）、営業利益３１億８５００万円（同６０．９％減）、純利益３５億５３００万円（同４６．２％減）と大幅な減益となり、これを嫌気している。本社ビル建て替えに伴う減価償却費の増加などが利益を圧迫している。
　通期業績は売上高１６５０億円（前期比５．１％増）、営業利益８２億円（同２１．４％減）、最終利益６０億円（同１１．７％減）の従来見通しを据え置いた。
　また子会社のエイベックス･ミュージック・パブリッシング（ＡＭＰ）を通じて著作権管理業務を手掛けるイーライセンス（東京都渋谷区）の株式を取得することを発表している。取得後の所有割合は１６．８％になり、音楽著作権の管理および利用促進を図っていく。

エイベックスの株価は１０時４７分現在１７８４円（▼２４５円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）