エイベックス、今期最終を一転3.6倍増益に上方修正

　エイベックス <7860> [東証Ｐ] が11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比98.9％増の32億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の4億円→33億円(前期は9.1億円)に8.3倍上方修正し、一転して3.6倍増益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益は0.9億円の黒字(前年同期は6.9億円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比4.3％減の15.3億円に減り、売上営業利益率は前年同期の8.8％→5.2％に大幅悪化した。

株探ニュース