パラベッドが自社株取得枠を設定、同時発表の１６年３月期業績予想は連続減益を見込む

　パラマウントベッドホールディングス<7817.T>がこの日の取引終了後、自社株取得枠を設定したと発表した。１００万株（発行済み株式数の３．４０％）、３３億円を上限としており、取得期間は５月１３日から１２月３０日まで。
　同時に発表した決算では、１６年３月期連結業績は、売上高７５８億円（前期比０．７％増）、営業利益９５億円（同５．４％減）、純利益６１億円（同１６．０％減）と増収減益を見込む。高齢者福祉分野の製品・サービスの充実を図る一方、海外では、製品ラインアップの拡充や現地スタッフの増員、代理店政策の見直しなどで売上の拡大を図る方針だが、医療施設向けの落ち込みが響くもようだ。
　なお、１５年３月期決算は、売上高７５２億７０００万円（前の期比３．４％増）、営業利益１００億３８００万円（同１３．０％減）、純利益７２億６４００万円（同１．６％減）だった。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）