電産サンキョが新高値、みずほ証は「アウトパフォーム」でカバー開始

　日本電産サンキョーが続伸。前場は一時４９円高の８７９円まで買われ、３月３１日の年初来高値８４３円を更新。４６円高の８７６円ザラバ引け。

　みずほ証券では１日付で、投資判断「アウトパフォーム」、目標株価１２００円でカバーを開始した。同証券では、１０年３月期連結営業利益が７５億円と会社計画の６２億円（前期比３１．６％増）を上回ったと予想。さらに、１１年３月期連結営業利益は１３５億円とみており、過去最高だった０６年３月期の１２２億円を更新すると予想している。今後、液晶用搬送ロボット、ステッピングモーター、レンズアクチュエーターなどの需要増加が顕著となる一方で、光ピックアップなど不採算事業からの撤退に加え、コスト削減、生産性改善が進むと想定している。



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社