シードが反落、１５年３月期業績予想を下方修正、駆け込み需要の反動減が想定以上

　シード<7743.T>が反落。１２日の取引終了後、１５年３月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の２１４億円から２０７億円（前期比７．９％増）へ、営業利益を同１２億２０００万円から９億４０００万円（同１８．９％減）へ、純利益を同５億円から４億２５００万円（同６．８％減）へそれぞれ下方修正したことが嫌気されている。消費増税に伴う駆け込み需要の反動減が想定した以上に大きく、長期化したことなどが要因としている。
　同時に発表した第１四半期（４～６月）決算は、売上高３９億７４００万円（前年同期比７．４％減）、営業損益２００万円の赤字（前年同期２億４００万円の黒字）、最終損益８００万円の赤字（同１億４３００万円の黒字）となった。消費増税に伴う駆け込み需要の反動減に加えて、今期は研究開発費を積極的に投下していることなどが収益悪化につながった。

シードの株価は１１時３分現在１１３５円（▼３６円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）