理計器、今期経常を6％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も4円増額

　理研計器 <7734> が2月14日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比35.3％増の48.1億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の51億円→54億円(前期は45.7億円)に5.9％上方修正し、増益率が11.5％増→18.0％増に拡大し、従来の6期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の17.1億円→20.1億円(前年同期は21.6億円)に17.5％増額し、減益率が21.0％減→7.1％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の30円→34円(前期は30円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比24.0％増の14.2億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の16.0％→18.3％に上昇した。

株探ニュース