シグマ光機、第３四半期は付加価値戦略で減収ながら大幅増益

　シグマ光機<7713.T>はこの日取引終了後、１５年５月期第３四半期累計（１４年６月～１５年２月）の連結決算を発表。売上高４９億７８００万円（前年同期比１．６％減）、営業利益３億９１００万円（同２５．９％増）、最終利益２億７５００万円（同２６．１％増）と減収ながら大幅増益を確保した。
　海外メーカーとの競争激化など環境は厳しかったが、光学研磨・薄膜技術の高度化、高付加価値レンズユニットや自動位置決め製品の複合・融合技術製品の投入により、利益率がアップした。
　通期は売上高６８億５０００万円（前期比１．９％増）、営業利益４億４０００万円（同２２．０％増）、最終利益３億５００万円（同３．５％増）と従来見通しを据え置いている。

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）