クボテック、今期最終を一転して損益トントンに上方修正

　クボテック <7709> が2月21日昼(12:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結最終損益を従来予想の1億8000万円の赤字→トントン(前期は1億2200万円の黒字)に上方修正した。ただ、通期の連結経常損益は従来予想の4億5000万円の赤字→6億7000万円の赤字(前期は1億8300万円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の3億4100万円の赤字→1億6100万円の赤字(前年同期は7100万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　前回の予想から、京都第二工場閉鎖、譲渡により約450百万円の特別利益が発生する一方、たな卸資産の評価減により約220百万円の損失と税金費用等約50百万円が見込まれるため、予想額を修正いたしました。　本日公表しました「京都第二工場の閉鎖、譲渡(特別利益の計上）及びたな卸資産の評価減(営業損失の計上）に関するお知らせ」をご参照下さい。（注）上記の予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって、予想数値と異なる可能性があります。