クボテックは３日連続ストップ高、信用取組がっぷり四つで需給相場が加速

　クボテック<7709.T>の需給相場が加速、３日連続ストップ高となる人気となった。売買代金も高水準で「信用取引を使った個人投資家資金を中心に短期筋の売り買いが活発」（国内中堅証券）という。液晶向けなど表示装置用検査機器を手掛けるが、足もとの業績は低迷し１９年３月期は営業損益段階で４億８０００万円の赤字が予想されている。ただ、「時価総額１００億円以下で浮動株比率が低く、２０１５年に大相場を出し仕手系材料株としてマーケットでは認識されている。直近は信用取組が売り残、買い残ともに急増し信用倍率０．８倍と取り組み妙味が浮き彫りとなった」（同）。なお、日証金では既に貸株申込制限の対象で、２４日から増し担保規制も入っている。

出所：minkabuPRESS