決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … エッジテクノ、アスカネット、Ｅインフィニ (12月9日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の12月8日から9日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ＣＩＮＣ <4378>
　22年10月期の経常利益(非連結)は前の期比53.2％増の2億9100万円に拡大したが、23年10月期は前期比64.6％減の1億0300万円に大きく落ち込む見通しとなった。

▲No.2　ブレインズ <4075>
　23年7月期第1四半期(8-10月)の経常損益(非連結)は3700万円の赤字(前年同期は1200万円の黒字)に転落した。

▲No.3　メディア総研 <9242>
　23年7月期第1四半期(8-10月)の経常損益(非連結)は5900万円の赤字(前年同期は3400万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4378> ＣＩＮＣ 　　　東Ｇ 　 -18.53 　 12/ 9　本決算　　　-64.60
<4075> ブレインズ 　　東Ｇ 　 -17.40 　 12/ 9　　　1Q　　　　赤転
<9242> メディア総研 　東Ｇ 　 -10.39 　 12/ 9　　　1Q　　　　赤拡
<7878> 光・彩 　　　　東Ｓ　　 -9.17 　 12/ 9　　　3Q　　　-40.54
<4268> エッジテクノ 　東Ｇ　　 -8.62 　 12/ 9　　上期　　　 97.33

<6049> イトクロ 　　　東Ｇ　　 -8.46 　 12/ 9　本決算　　　　黒転
<4014> カラダノート 　東Ｇ　　 -7.66 　 12/ 9　　　1Q　　　　赤拡
<3320> クロスプラス 　東Ｓ　　 -6.75 　 12/ 9　　　3Q　　　 65.78
<2438> アスカネット 　東Ｇ　　 -6.13 　 12/ 9　　上期　　　 28.21
<2373> ケア２１ 　　　東Ｓ　　 -2.41 　 12/ 9　本決算　　　　3.72

<7279> ハイレックス 　東Ｓ　　 -2.29 　 12/ 9　本決算　　　　黒転
<7692> Ｅインフィニ 　東Ｓ　　 -1.14 　 12/ 9　　　1Q　　 1742.86
<9734> 精養軒 　　　　東Ｓ　　 -0.29 　 12/ 9　　　3Q　　　　赤縮
<6757> ＯＳＧコーポ 　東Ｓ　　 -0.12 　 12/ 9　　　3Q　　　-59.98

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース