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グッドスピードのニュース
■要約
グッドスピード<7676>は2002年8月創業の愛知県名古屋市に本社を置く会社であり、東海を中心に主に中古車販売を行なっている。特にSUVに強みを持ち、中古車販売に付随して新車販売、買取、整備・鈑金・ガソリンスタンド、保険代理店、レンタカーなど車・バイクにおける「安心・快適・楽しいカーライフ」の提供を行なっている。
1. 2021年9月期の業績概要
2021年9月期は東海地方のドミナント方式並びに東海地方以外へのエリア拡大による専門店の出店推進や、整備・鈑金、保険代理店などの附帯サービス関連を強化し、顧客の車に関する需要に対し、ワンストップでサービスを提供できる体制作りを積極的に進めていった。その結果、2021年9月期の売上高は、44,778百万円、営業利益は608百万円、経常利益は445百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は381百万円と増収増益で着地し、中古車需要の高まりを的確に捉えた好調な結果となった。
また自動車販売関連における四輪小売販売台数に関しては、MEGA専門店の新規出店により拡大傾向を続けている。単価が2,200~2,300千円台で安定しており、台数増によって販売高も伸長している。二輪販売台数においても新規出店とM&Aによる垂直立ち上げを実現しており、販売台数を大幅に拡大させるなど2021年9月期は、主要KPIのいずれも増加・拡大を継続している。
2. 2022年9月期の業績見通し
2022年9月期の業績見通しについては、2021年11月時点の業界環境が継続することを前提として売上高60,000百万円(前期比34.0%増)、営業利益1,000百万円(同64.4%増)、経常利益770百万円(同72.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益460百万円(同20.5%増)、1株当たり当期純利益135.87円(同9.4%増)としている。2021年9月に出店したMEGA店舗1店と2022年2月出店予定のMEGA店舗1店の収益が寄与することでの大幅な業績向上への期待から確度は高いものと考えられる。
3. 成長戦略及び中期計画
同社では既存事業を積み上げるとともに、グッドスピードブランドを生かした大きな成長を目指すために2022年9月期から2024年9月期にかけて中期3ヶ年計画を設定している。その中で重点課題を「ブランドの構築」と定め、新規出店攻勢により、主力事業となる四輪中古車販売のシェア拡大と顧客の囲い込みを推し進めながら、グッドスピードのブランド価値を高め、チャンネル拡大・新サービス投入などに積極的にチャレンジし、大きな成長を目指していく計画である。具体的な施策としては(1)店舗数の拡大(2)買取事業の強化(3)バイク事業の強化(4)人材の確保(5)サービスの拡充である。計画目標値について同社は最も重要な成長ドライバーを「MEGA専門店の新規出店」による小売販売台数の拡大と考え、2022年9月期より毎期3店舗以上の出店を目指している。
■Key Points
・SUVの販売を軸とした附帯サービス関連の提供によるストック型収益モデルに強み
・2021年9月期はMEGA専門店の新規出店や二輪販売に関するM&A等が要因となり増収増益で着地
・中長期的にはMEGA専門店の新規出店を中心とした販売台数の拡大と人材及び各事業の強化でのブランド構築を図る
(執筆:フィスコ客員アナリスト 石津大希)
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グッドスピード<7676>は2002年8月創業の愛知県名古屋市に本社を置く会社であり、東海を中心に主に中古車販売を行なっている。特にSUVに強みを持ち、中古車販売に付随して新車販売、買取、整備・鈑金・ガソリンスタンド、保険代理店、レンタカーなど車・バイクにおける「安心・快適・楽しいカーライフ」の提供を行なっている。
1. 2021年9月期の業績概要
2021年9月期は東海地方のドミナント方式並びに東海地方以外へのエリア拡大による専門店の出店推進や、整備・鈑金、保険代理店などの附帯サービス関連を強化し、顧客の車に関する需要に対し、ワンストップでサービスを提供できる体制作りを積極的に進めていった。その結果、2021年9月期の売上高は、44,778百万円、営業利益は608百万円、経常利益は445百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は381百万円と増収増益で着地し、中古車需要の高まりを的確に捉えた好調な結果となった。
また自動車販売関連における四輪小売販売台数に関しては、MEGA専門店の新規出店により拡大傾向を続けている。単価が2,200~2,300千円台で安定しており、台数増によって販売高も伸長している。二輪販売台数においても新規出店とM&Aによる垂直立ち上げを実現しており、販売台数を大幅に拡大させるなど2021年9月期は、主要KPIのいずれも増加・拡大を継続している。
2. 2022年9月期の業績見通し
2022年9月期の業績見通しについては、2021年11月時点の業界環境が継続することを前提として売上高60,000百万円(前期比34.0%増)、営業利益1,000百万円(同64.4%増)、経常利益770百万円(同72.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益460百万円(同20.5%増)、1株当たり当期純利益135.87円(同9.4%増)としている。2021年9月に出店したMEGA店舗1店と2022年2月出店予定のMEGA店舗1店の収益が寄与することでの大幅な業績向上への期待から確度は高いものと考えられる。
3. 成長戦略及び中期計画
同社では既存事業を積み上げるとともに、グッドスピードブランドを生かした大きな成長を目指すために2022年9月期から2024年9月期にかけて中期3ヶ年計画を設定している。その中で重点課題を「ブランドの構築」と定め、新規出店攻勢により、主力事業となる四輪中古車販売のシェア拡大と顧客の囲い込みを推し進めながら、グッドスピードのブランド価値を高め、チャンネル拡大・新サービス投入などに積極的にチャレンジし、大きな成長を目指していく計画である。具体的な施策としては(1)店舗数の拡大(2)買取事業の強化(3)バイク事業の強化(4)人材の確保(5)サービスの拡充である。計画目標値について同社は最も重要な成長ドライバーを「MEGA専門店の新規出店」による小売販売台数の拡大と考え、2022年9月期より毎期3店舗以上の出店を目指している。
■Key Points
・SUVの販売を軸とした附帯サービス関連の提供によるストック型収益モデルに強み
・2021年9月期はMEGA専門店の新規出店や二輪販売に関するM&A等が要因となり増収増益で着地
・中長期的にはMEGA専門店の新規出店を中心とした販売台数の拡大と人材及び各事業の強化でのブランド構築を図る
(執筆:フィスコ客員アナリスト 石津大希)
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