3,876円
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの個人投資家の売買予想
予想株価
1,042円
現在株価との差
-3,318.5
円
登録時株価
1,280.0円
獲得ポイント
-684.68pt.
収益率
-240.70%
期間
中期投資 (数週間~数ヶ月単位で売り買い)
理由
業績(会社計画の修正発表を含む)
■インバウンド関連は空売りすべきだろうか?
インバウンドのうち特に注目されているのは中国人の爆買い需要である。だがこのところ、中国の上海総合指数を始め、中国市場は暴落しつつある。
インバウンドの消費意欲も差し当たり減衰するだろう。
今回は中国人に限って、いくつかの統計データから中国株バブルとインバウンド消費を比較して見てみたいと思う。
■日中の統計データ
・日本政府観光局(JNTO) - 訪日外客数の動向 より 「国籍/月別 訪日外客数(2003年~2015年)」の中国人を抽出。
http://www.jnto.go.jp/jpn/reference/tourism_data/visitor_trends/
http://mcaf.ee/794s3(短縮アドレスで↑の伏字アドレスに飛びます。)
・中国結算(CSDC) - 资讯中心 > 市场数据 > 统计月报 より、毎月の「新开股票账户数」(≒口座開設数)および、「新增投资者数(万)」(≒投資家純増数)を抽出。
http://www.chinaclear.cn/zdjs/xtjbg/center_tjbg.shtml
・上海総合指数(SSEC) 2008/01/31 ~ 2015/06/30 月足チャート(90月) より直近三年間の毎月の終値
http://stock.searchina.ne.jp/data/chart.cgi?type=chart_mon&code=SSEC
・ドン.キホーテHD - 月次売上高速報 より直近三年間の毎月の全店売上高前年同月比
http://www.donki-hd.co.jp/ir/highlight/
・メモ:本来であれば回転率、為替レート、それに中国人の旅客出国数も加味したいがそこまでやってない。
■分析結果
・口座数 ここ数年スポット的に口座開設数が増加するのはあったが、コンスタントに増加し始めるのは2014年6月~7月ごろから
・インバウンド 日本への中国人入国数が20万を超えるのは2014年7月。(2013年7月にも20万を達成しているが、その後もほとんど減少しないようになる点で2014年7月に注目した。)
・上海総合指数 2014年7月から顕著に上昇を開始。
・ドンキの月次 全店前年同月比売上が110%に近くなるのは2014年3月の消費増税駆け込みを除けば、7月~8月頃から。
と、おおよそ相関性が見られる。
特に短期間での伸びがわかりやすいのが2014年と2015年の4月の比較である。
2015年4月
中国人来日数405,800
上海指数4,441
口座開設数498
ドンキ前年同月比123.0%
2014年4月
中国人来日数190,558
上海指数2,026
口座開設数34
ドンキ前年同月比101.8
■過度に期待されているドン・キホーテ
ドンキの株価の上昇は特に中国人をはじめとするインバウンドの爆買いが意識されたものだった。
「訪日外国人売上高比率、2020年に10%へ」というのが長期目標であり、実際すでに外国人売上高比率(特に中国人)との相関性は見えるものの、月次の客単価を極端に押し上げたりはできていない。
PBR(実績)4.4倍
PER(予想)37倍
という点からみても、ドンキの成長性期待がさすがに過大だと思える。
■機関のレーティング
2015/06/30 みずほ 買い継続 11,000 → 6,100 +14.66%
2015/06/30 バークレイズ Over継続 10,300 → 5,150 -3.20%
2015/05/21 ドイツ Buy → Hold格下げ 4,300 → 4,900 -7.89%
2015/05/15 CS OP継続 4,550 → 5,150 -3.20%
2015/05/12 マッコーリー UP継続 2,875 → 3,500 -34.21%
2015/05/08 野村 Buy継続 4,750 → 5,250 -1.32%
2015/03/27 メリル 買い継続 5,000 → 6,000 +12.78%
2015/03/27 JPM Over継続 4,500 → 5,100 -4.14%
2015/02/06 モルガンS Overweight継続 3,250 → 3,900 -26.69%
2014/12/05 シティG 2継続 3,200 → 4,050 -23.87%
2014/11/07 三菱UFJMS Neutral継続 3,000 → 3,150 -40.79%
2014/08/26 岩井コスモ B+ → B格下げ 3,500 → 3,000 -43.61%
参考:目標株価まとめ様
http://www.kabuka.jp.net/rating/7532.html
■私見
・インバウンドで上がった銘柄のうち小売は空売りやすい。
・インバウンド関連は多くが買超。
・少なからず機関のレーティングを超えている銘柄がある。
・ただしまもなく発表されるであろう6月の統計はいずれも良い数字が出ると思われる。
・特に現在は韓国のSARSの影響で韓国に行くはずだったツアーが日本に変更になるなど、プラス面もある。
・中国人の来日客は例年は7月~9月が一年で最も多いため今売ることが本当にベストなのかは不安がある。
インバウンドのうち特に注目されているのは中国人の爆買い需要である。だがこのところ、中国の上海総合指数を始め、中国市場は暴落しつつある。
インバウンドの消費意欲も差し当たり減衰するだろう。
今回は中国人に限って、いくつかの統計データから中国株バブルとインバウンド消費を比較して見てみたいと思う。
■日中の統計データ
・日本政府観光局(JNTO) - 訪日外客数の動向 より 「国籍/月別 訪日外客数(2003年~2015年)」の中国人を抽出。
http://www.jnto.go.jp/jpn/reference/tourism_data/visitor_trends/
http://mcaf.ee/794s3(短縮アドレスで↑の伏字アドレスに飛びます。)
・中国結算(CSDC) - 资讯中心 > 市场数据 > 统计月报 より、毎月の「新开股票账户数」(≒口座開設数)および、「新增投资者数(万)」(≒投資家純増数)を抽出。
http://www.chinaclear.cn/zdjs/xtjbg/center_tjbg.shtml
・上海総合指数(SSEC) 2008/01/31 ~ 2015/06/30 月足チャート(90月) より直近三年間の毎月の終値
http://stock.searchina.ne.jp/data/chart.cgi?type=chart_mon&code=SSEC
・ドン.キホーテHD - 月次売上高速報 より直近三年間の毎月の全店売上高前年同月比
http://www.donki-hd.co.jp/ir/highlight/
・メモ:本来であれば回転率、為替レート、それに中国人の旅客出国数も加味したいがそこまでやってない。
■分析結果
・口座数 ここ数年スポット的に口座開設数が増加するのはあったが、コンスタントに増加し始めるのは2014年6月~7月ごろから
・インバウンド 日本への中国人入国数が20万を超えるのは2014年7月。(2013年7月にも20万を達成しているが、その後もほとんど減少しないようになる点で2014年7月に注目した。)
・上海総合指数 2014年7月から顕著に上昇を開始。
・ドンキの月次 全店前年同月比売上が110%に近くなるのは2014年3月の消費増税駆け込みを除けば、7月~8月頃から。
と、おおよそ相関性が見られる。
特に短期間での伸びがわかりやすいのが2014年と2015年の4月の比較である。
2015年4月
中国人来日数405,800
上海指数4,441
口座開設数498
ドンキ前年同月比123.0%
2014年4月
中国人来日数190,558
上海指数2,026
口座開設数34
ドンキ前年同月比101.8
■過度に期待されているドン・キホーテ
ドンキの株価の上昇は特に中国人をはじめとするインバウンドの爆買いが意識されたものだった。
「訪日外国人売上高比率、2020年に10%へ」というのが長期目標であり、実際すでに外国人売上高比率(特に中国人)との相関性は見えるものの、月次の客単価を極端に押し上げたりはできていない。
PBR(実績)4.4倍
PER(予想)37倍
という点からみても、ドンキの成長性期待がさすがに過大だと思える。
■機関のレーティング
2015/06/30 みずほ 買い継続 11,000 → 6,100 +14.66%
2015/06/30 バークレイズ Over継続 10,300 → 5,150 -3.20%
2015/05/21 ドイツ Buy → Hold格下げ 4,300 → 4,900 -7.89%
2015/05/15 CS OP継続 4,550 → 5,150 -3.20%
2015/05/12 マッコーリー UP継続 2,875 → 3,500 -34.21%
2015/05/08 野村 Buy継続 4,750 → 5,250 -1.32%
2015/03/27 メリル 買い継続 5,000 → 6,000 +12.78%
2015/03/27 JPM Over継続 4,500 → 5,100 -4.14%
2015/02/06 モルガンS Overweight継続 3,250 → 3,900 -26.69%
2014/12/05 シティG 2継続 3,200 → 4,050 -23.87%
2014/11/07 三菱UFJMS Neutral継続 3,000 → 3,150 -40.79%
2014/08/26 岩井コスモ B+ → B格下げ 3,500 → 3,000 -43.61%
参考:目標株価まとめ様
http://www.kabuka.jp.net/rating/7532.html
■私見
・インバウンドで上がった銘柄のうち小売は空売りやすい。
・インバウンド関連は多くが買超。
・少なからず機関のレーティングを超えている銘柄がある。
・ただしまもなく発表されるであろう6月の統計はいずれも良い数字が出ると思われる。
・特に現在は韓国のSARSの影響で韓国に行くはずだったツアーが日本に変更になるなど、プラス面もある。
・中国人の来日客は例年は7月~9月が一年で最も多いため今売ることが本当にベストなのかは不安がある。
1件のコメントがあります
成長性を加味しても、PER30あたりまでは下がると思うんだけどどうだろうか。
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