リックスが反発、２２年３月期業績及び配当予想を上方修正

　リックス<7525.T>は反発している。午後２時ごろ、２２年３月期の連結業績予想について、売上高を３８６億円から３８７億円へ、営業利益を２２億６０００万円から２３億６０００万円（前期比３２．１％増）へ、純利益を１５億５０００万円から１７億８０００万円（同３０．４％増）へ上方修正し、２５円を予定していた期末配当を３０円に引き上げたことが好感されている。

　上期において電子業界をはじめ各業界とも堅調に推移するなか、主力製品である工作機械用回転継手が増加しており、また、下期も電子・半導体、自動車業界などの堅調推移が見込まれることが要因としている。なお、年間配当予想は５５円となり、前期実績に対しては１０円の増配となる予定だ。

　同時に発表した第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高１９１億８９００万円、営業利益１１億４１００万円（前年同期比７０．４％増）、純利益９億５００万円（同８７．３％増）だった。会計基準の変更により、売上高については前期及び前年同期との比較はないとしている。

出所：MINKABU PRESS