五洋インテが反発、ＣＡＳＡ社との業務提携に期待

　五洋インテックス<7519.T>が反発。同社は７日大引け後に香港のカサブランカグループ（Ｃａｓａｂｌａｎｃａ Ｇｒｏｕｐ、ＣＡＳＡ社）と業務提携を行うと発表、これが注目されている。香港証券取引所に上場しているＣＡＳＡ社はベッドリネン、羽根布団・枕、その他寝室商品の製造販売を行っており、香港、マカオ、広東省や中国全土７７都市２３省に３９７小売店、中国のおもな百貨店にも販売ブースを設けている。
　今回の提携で、同社の日本製カーテンとＣＡＳＡ社のベッドリネンとのコーディネート販売や、寝室に特化したカーテンを新規共同開発しＣＡＳＡ社との販売網で展開する。また、同社が独自に開発したエコカーテン「エコフィックス」もＣＡＳＡ社を中国での総代理店として販売していく方針。中国での住宅着工戸数は、約１０００万戸で日本の約１０倍、また、カーテン市場も約３兆円で約３０倍の市場がありＣＡＳＡ社との連携で中国での事業拡大が期待される。

五洋インテの株価は９時５５分現在１１０円（△３円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）