決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … パレモ・ＨＤ、ハニーズＨＤ、ヒマラヤ (3月29日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月28日から29日の決算発表を経て30日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　パレモ・ＨＤ <2778>
　22年2月期の連結最終損益は13.9億円の赤字(前の期は18.8億円の赤字)に赤字幅が縮小し、23年2月期は3.3億円の黒字に浮上する見通しとなった。

★No.2　ハニーズＨＤ <2792>
　22年5月期第3四半期累計(21年6月-22年2月)の連結経常利益は前年同期比11.4％増の17.8億円に伸びたが、通期計画の45億円に対する進捗率は39.7％となり、5年平均の37.6％とほぼ同水準だった。

★No.3　ヒマラヤ <7514>
　22年8月期第2四半期累計(21年9月-22年2月)の連結経常利益は前年同期比40.7％増の13.4億円に拡大し、通期計画の24億円に対する進捗率は55.9％に達し、さらに前年同期の43.0％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2778> パレモ・ＨＤ 　東２ 　 +29.46 　　3/29　本決算　　　　黒転
<2792> ハニーズＨＤ 　東１　　 +3.64 　　3/29　　　3Q　　　 11.35
<7514> ヒマラヤ 　　　東１　　 +3.02 　　3/29　　上期　　　 40.71

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした30日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース