コジマがこの日の取引終了後、第３四半期累計（１８年９月～１９年５月）単独決算を発表しており、売上高１９７５億８０００万円（前年同期比９．７％増）、営業利益３９億４３００万円（同６０．９％増）、純利益４０億８６００万円（同２．１倍）となった。

　１８年１１月に「コジマ×ビックカメラ　マークイズ福岡ももち店」を開店したほか、１９年４月に「ユニクロ」とコラボした「コジマ×ビックカメラ　静岡店」をリニューアルオープンしたことが貢献した。また、高機能商品を中心とした販売促進の実施などでエアコンが伸長したほか、ＯＳサポート終了に伴う買い替え需要の取り込みでパソコンの売り上げも伸び、既存店売上高が前年同期比１１．１％増となったことも業績拡大に寄与した。

　なお、１９年８月期通期業績予想は、売上高２６８０億円（前期比８．８％増）、営業利益６３億円（同４８．３％増）、純利益５６億円（同６３．８％増）の従来見通しを据え置いている。

　同時に、３０万株（発行済み株数の０．３９％）、または１億６０００万円を上限とする自社株買いも発表した。取得期間は７月１１日から１０月３１日までで、株主還元の充実と資本効率の向上及び株式報酬型ストックオプション制度の導入に伴う対応として実施するとしている。