扶桑電通、今期経常を41％上方修正、配当も16円増額

　扶桑電通 <7505> [東証Ｓ] が8月9日大引け後(15:00)に決算を発表。23年9月期第3四半期累計(22年10月-23年6月)の経常利益(非連結)は前年同期比3.0倍の11.8億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の7.5億円→10.6億円(前期は5.4億円)に41.3％上方修正し、増益率が37.9％増→94.9％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の経常損益も従来予想の6.6億円の赤字→3.5億円の赤字(前年同期は3億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の41円→57円(前期は20円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(3Q)の経常損益は2.2億円の赤字(前年同期は4.4億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-8.2％→-3.8％に大幅改善した。

株探ニュース