扶桑電通、上期経常は67％増益・通期計画を超過、今期配当を10円増額修正

　扶桑電通 <7505> [東証Ｓ] が5月12日大引け後(15:00)に決算を発表。23年9月期第2四半期累計(22年10月-23年3月)の経常利益(非連結)は前年同期比66.6％増の14.1億円に拡大し、通期計画の7.5億円に対する進捗率が188.4％とすでに上回り、さらに5年平均の117.7％も超えた。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の経常損益は6.6億円の赤字(前年同期は3億円の赤字)に赤字幅が拡大する計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の31円→41円(前期は20円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(2Q)の経常利益は前年同期比47.4％増の14.4億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の7.4％→9.4％に改善した。

株探ニュース