決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … イオンファン、サーラ、ＢＳ１１ (7月6日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月5日から6日の決算発表を経て7日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.5　サンデー <7450>
　23年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比21.9％減の3.7億円に減り、通期計画の12億円に対する進捗率は5年平均の51.4％を下回る31.5％にとどまった。

▲No.6　ＢＳ１１ <9414>
　22年8月期第3四半期累計(21年9月-22年5月)の連結経常利益は前年同期比6.2％減の19.2億円に減ったが、通期計画の18.1億円に対する進捗率が106.6％とすでに上回り、さらに5年平均の78.7％も超えた。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4343> イオンファン 　東Ｐ　　 -9.86 　　7/ 6　　　1Q　　　　黒転
<8198> ＭＶ東海 　　　東Ｓ　　 -1.95 　　7/ 6　　　1Q　　　　6.16
<2734> サーラ 　　　　東Ｐ　　 -1.28 　　7/ 6　　上期　　　　1.28
<2686> ジーフット 　　東Ｓ　　 -1.19 　　7/ 6　　　1Q　　　　赤縮
<7450> サンデー 　　　東Ｓ　　 -0.46 　　7/ 6　　　1Q　　　-21.90

<9414> ＢＳ１１ 　　　東Ｓ　　 -0.38 　　7/ 6　　　3Q　　　 -6.18

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした7日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース