ナガイレーベンが４日ぶりに反発、調整一巡感強まり、最高益更新見通しの業績見直す

　ナガイレーベンが一時５０円高の２１５４円まで買われ、４日ぶりに反発。医療用白衣のトップで、３月３１日に２２３８円の年初来高値を付けたあと、ミニ調整局面にあったが、日足と２５日移動平均線とのプラスカイ離がほぼ解消されるなど、調整一巡感の強まりから、最高益更新見通しにある１０年８月期の連結業績が見直されている。

　医療用白衣の更新需要、手術ウエア、患者ウエアの伸びや円高による売上原価の低下もあり、１０年８月期の連結営業利益は前期比７．６％増の３９億１３００万円、純利益は同５５％増の２３億５０００万円と、営業利益は４期ぶり、純利益は３期ぶりに過去最高益を更新する見通しにある。

　シティグループ証券が８日付で、投資判断で強気の「１Ｈ」（ハイリスク）、１２カ月内の目標株価を３３００円としているほか、時価は連結ＰＢＲ１．３６倍と出遅れ感もあり、目先は水準訂正の動きが予想される。（高野龍一）



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

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