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ナガイレーベンのニュース
■中長期の成長戦略
1. 中期経営計画
ナガイレーベン<7447>では、2019年8月期の実績を踏まえて、新たに2022年8月期に売上高18,400百万円、営業利益5,600百万円を目標とした中期経営計画を発表している。現時点でこの計画に変更はないものの、今後の新型コロナウイルス感染症拡大の状況によっては、中期経営計画も修正される可能性はあると弊社では見ている。
アイテム別売上高比率は、ヘルスケアウェアが56.0%(2019年8月期57.7%)、ドクターウェア15.0%(同15.9%)、ユーティリティウェア2.0%(同2.6%)、患者ウェア14.0%(同12.1%)、手術ウェア12.0%(同9.5%)、シューズ・その他1.0%(同2.1%)を計画している。
地域別売上高比率は、東日本50.0%(同53.0%)、中部日本10.0%(同9.9%)、西日本38.0%(同35.9%)、海外2.0%(同1.1%)を計画しており、商品別売上高比率はハイエンド商品9.0%(同7.6%)、高付加価値商品55.0%(同53.4%)、付加価値商品33.0%(同34.1%)、量販品3.0%(同4.9%)を計画している。
2. 今後の事業戦略
同社を取り巻く事業環境は、足元では新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けているものの、中長期的には追い風と言える。厚生労働省等が発表した資料によれば、看護職員需要数は2016年の166万人が2025年には最大で202万人まで増加すると予測されている。さらに介護職員需要数も2016年の183万人が2025年には245万人まで増加すると予測されている。このような事業環境下で、同社は以下のような戦略によって中期的な成長を達成していく計画だ。
(1) 売上拡大への戦略
a) 患者・手術等周辺市場の拡大
b) 西日本エリアのシェアアップ
c) ハイエンド・高付加価値商品の開発・販売
d) 海外市場の開拓
(2) 利益率向上への戦略
a) 高付加価値戦略の推進
b) 生産の海外シフト化
c) 為替リスクのミニマム化(為替予約による為替変動の平準化)
d) 海外への素材移管
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<YM>
1. 中期経営計画
ナガイレーベン<7447>では、2019年8月期の実績を踏まえて、新たに2022年8月期に売上高18,400百万円、営業利益5,600百万円を目標とした中期経営計画を発表している。現時点でこの計画に変更はないものの、今後の新型コロナウイルス感染症拡大の状況によっては、中期経営計画も修正される可能性はあると弊社では見ている。
アイテム別売上高比率は、ヘルスケアウェアが56.0%(2019年8月期57.7%)、ドクターウェア15.0%(同15.9%)、ユーティリティウェア2.0%(同2.6%)、患者ウェア14.0%(同12.1%)、手術ウェア12.0%(同9.5%)、シューズ・その他1.0%(同2.1%)を計画している。
地域別売上高比率は、東日本50.0%(同53.0%)、中部日本10.0%(同9.9%)、西日本38.0%(同35.9%)、海外2.0%(同1.1%)を計画しており、商品別売上高比率はハイエンド商品9.0%(同7.6%)、高付加価値商品55.0%(同53.4%)、付加価値商品33.0%(同34.1%)、量販品3.0%(同4.9%)を計画している。
2. 今後の事業戦略
同社を取り巻く事業環境は、足元では新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けているものの、中長期的には追い風と言える。厚生労働省等が発表した資料によれば、看護職員需要数は2016年の166万人が2025年には最大で202万人まで増加すると予測されている。さらに介護職員需要数も2016年の183万人が2025年には245万人まで増加すると予測されている。このような事業環境下で、同社は以下のような戦略によって中期的な成長を達成していく計画だ。
(1) 売上拡大への戦略
a) 患者・手術等周辺市場の拡大
b) 西日本エリアのシェアアップ
c) ハイエンド・高付加価値商品の開発・販売
d) 海外市場の開拓
(2) 利益率向上への戦略
a) 高付加価値戦略の推進
b) 生産の海外シフト化
c) 為替リスクのミニマム化(為替予約による為替変動の平準化)
d) 海外への素材移管
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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