ライトオンが８日続落、第３四半期営業赤字転落を嫌気

　ライトオン<7445.T>が８日続落。２７日の取引終了後に発表した第３四半期累計（１６年８月２１日～１７年５月２０日）単独決算で、売上高６２０億４９００万円（前年同期比７．６％減）、営業損益６億３５００万円の赤字（前年同期４５億２９００万円の黒字）、最終損益９億５７００万円の赤字（同２５億４３００万円の黒字）と営業赤字に転落したことが嫌気されている。

　ビッグシルエットのトップスなどのトレンド商品が一定の成果をあげたものの、前年からの持ち越し商品の消化が進まなかったことや、前年の売れ筋商品を踏襲した商品群が多くなったことで、売り場が新鮮味に欠け、集客が大きく落ち込んだことなどが響いた。

　なお、１７年８月期通期業績予想は、売上高８１０億円（前期比６．３％減）、営業損益２０億円の赤字（前期３７億３３００万円の黒字）、最終損益３４億円の赤字（同１７億５４００万円の黒字）の従来予想を据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）