はるやまＨＤ、前期経常を86％上方修正

　はるやまホールディングス <7416> [東証Ｓ] が5月9日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常損益を従来予想の6億円の黒字→11.1億円の黒字(前の期は23.1億円の赤字)に86.2％上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の15.1億円→20.3億円(前年同期は11.2億円)に34.1％増額し、増益率が35.0％増→81.0％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2023年３月期の連結業績予想につきましては、売上総利益率の改善に加えて、広告宣伝費の見直し・その他固定費等の削減に努めた結果、営業利益及び経常利益が前回予想を上回る見込みとなりました。また、下記の通り特別損失の計上及び繰延税金資産の取崩しが発生する見込みとなりましたが、親会社株主に帰属する当期純利益も前回発表予想を上回る見込みです。２.特別損失の計上見込みについて　主に営業店舗の収益性低下及び固定資産の正味売却価額の下落等による減損損失を415百万円など、合計600百万円の特別損失を計上する見込みです。３. 繰延税金資産の取崩しについて　2023年３月期及び今後の業績動向を総合的に勘案し繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、繰延税金資産の取崩し等により、法人税等調整額（借方）に328百万円を計上する見込みです。※上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。