グッドパッチ、今期経常を17％上方修正

　グッドパッチ <7351> [東証Ｇ] が4月14日大引け後(15:00)に決算を発表。23年8月期第2四半期累計(22年9月-23年2月)の連結経常利益は前年同期比63.9％減の1.2億円に大きく落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の2.6億円→3億円(前期は3.9億円)に17.3％上方修正し、減益率が34.2％減→22.8％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常利益は前年同期比3.4倍の1.8億円に急拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である12-2月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比33.6％増の1.5億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の13.5％→15.7％に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年１月13日付「特別利益の計上に関するお知らせ」にて公表いたしましたとおり、連結子会社Goodpatch GmbHの清算手続きにおいて、同社のオフィスビル等に係るリース契約の中途解約により、第２四半期連結累計期間に特別利益として事業整理益35,967千円を計上いたしました。なお、事業整理益は、今後の清算手続きの進捗等により変動する可能性があります。　売上高につきましては、デザインパートナー事業において、マーケティング・セールスにおける取り組みを強化した結果、プロジェクト獲得数およびデザイナー稼働率が計画通り順調に増加し、見込みに即した事業進捗となっております。また連結子会社Goodpatch GmbHの解散により、販売費及び一般管理費が削減し、収益性が改善いたしました。　以上を踏まえ、当社グループは、親会社株主に帰属する当期純利益が2022年10月14日の「2023年８月期　通期決算短信」で公表いたしました連結業績予想の数値を上回る見込みとなりましたので、連結業績予想を修正いたします。（注）本資料に記載されている当社の業績予想は、本資料の日付時点において入手可能な情報による判断及び仮定を前提にしており、実際の業績は様々な要因によって異なる場合があります。