松屋Ｒ＆Ｄ、前期経常を11％上方修正

　松屋アールアンドディ <7317> [東証Ｇ] が5月2日昼(11:30)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の3.6億円→4億円(前の期は8.3億円)に11.1％上方修正し、減益率が56.6％減→51.8％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.6億円→3億円(前年同期は5.4億円)に15.1％増額し、減益率が51.7％減→44.4％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　カーシート等の主要取引先の工場稼働停止などの影響がありましたが、血圧計腕帯を中心に受注が堅調に推移したほか、ベトナムにおける新型コロナウイルス感染症対応規制が解除され、ベトナム工場の稼働率が通常に戻り、さらに改善されつつある状況により業績が順調に推移してきました。また、販管費については経費節減により抑えられたことにより、営業利益が増加しました。そのほか、為替相場が円安方向に振れ、為替差益の発生により経常利益が増加しました。以上のことから、業績予想を上方修正しております。