松屋Ｒ＆Ｄ、今期経常を42％上方修正・3期ぶり最高益更新へ

　松屋アールアンドディ <7317> [東証Ｍ] が12月14日昼(11:30)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の3.9億円→5.5億円(前期は3.8億円)に41.8％上方修正し、増益率が2.6％増→45.5％増に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.1億円→2.7億円に2.5倍増額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　新型コロナウイルス感染症が再拡大している中で、直近の実績を織り込みながら、最新の顧客内示情報をもとに見直した結果、縫製品事業において血圧計腕帯を中心に売上高が増加したことに加え、生産ラインの効率化を図ったほか、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、リモートを多用するなど経費削減に努め、各段階利益が全て過去最高となる見込みとなったことから、業績予想を修正いたしました。　なお、現時点の情報に基づき引き続き保守的に策定しておりますが、今後の業績動向を踏まえ、修正の必要が生じた場合には速やかに公表いたします。