＜チャートの視点＞＝八千代工、各移動平均線接近でもみあい上放れの可能性浮上

　八千代工業<7298.T>は、５日移動平均線（４日時点：６８３円）と２５日移動平均線（同：６８３円）、７５日移動平均線（同：６９３円）が接近。６８０円近辺のもみあい商状から上放れする可能性が浮上している。今期業績への懸念から５月２０日には年初来安値となる６４５円まで売られ、その後の戻りも７５日線に上値を抑えられてきたが、ここにきてテクニカル面では潮目の変化が示唆されている。
　なお、同社は７月２９日に１５年３月期第２四半期累計（４～９月）の連結業績予想の修正を発表。売上高は１０００億円（前年同期比１８．５％減）で据え置いた一方、営業利益は２３億円から２８億円（同１６．８％減）に引き上げている。

八千代工の株価は１３時５６分現在６８５円（▼１円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）